前提
「オリコンチャートデータ2000’」の1999年12月6日号〜2000年11月27日号の間にアルバムTOP100以内に登場した全CDをランキングした「2000年度 ALBUM TOP100 登場作品一覧」から引用。
その中からゲームに関連するCDのみを(サントラもドラマも関係なく)ピックアップ。
「ゲーム順位」と「ゲーム売上」の列は同資料内の「2000年度 ゲームソフト TOP200」のランキングにおける順位と売上を結合。
さらにCDとゲームの売上比率を「CD/ゲーム比」としてパーセンテージで表示。
売上の単位は1本。
(タイトル等は思いっきり省略してたりします。OST=オリジナルサウンドトラックだと思って下さいw)
最後に、これは完全に私個人の手作業によって作られたランキングですので見落としやタイプミスによる数字の誤差などが有り得ます。
何か間違いに気付いた方のご指摘、注意等歓迎致します。
「オリコンチャートデータ2000’」の1999年12月6日号〜2000年11月27日号の間にアルバムTOP100以内に登場した全CDをランキングした「2000年度 ALBUM TOP100 登場作品一覧」から引用。
その中からゲームに関連するCDのみを(サントラもドラマも関係なく)ピックアップ。
「ゲーム順位」と「ゲーム売上」の列は同資料内の「2000年度 ゲームソフト TOP200」のランキングにおける順位と売上を結合。
さらにCDとゲームの売上比率を「CD/ゲーム比」としてパーセンテージで表示。
売上の単位は1本。
(タイトル等は思いっきり省略してたりします。OST=オリジナルサウンドトラックだと思って下さいw)
最後に、これは完全に私個人の手作業によって作られたランキングですので見落としやタイプミスによる数字の誤差などが有り得ます。
何か間違いに気付いた方のご指摘、注意等歓迎致します。
2000年度 ALBUM TOP100 登場作品一覧
| No. | 順位 | 売上 | タイトル | 最高順位 | 発売日 | ゲーム順位 | ゲーム売上 | CD/ゲーム比 |
| 1 | 95 | 206570 | DanceDanceRevolution 3rd MIX OST | 7 | 11.12.8 | 28 | 347210 | 59.5% |
| 2 | 174 | 101520 | FF9 OST | 4 | 12.8.30 | 2 | 2786600 | 3.6% |
| 3 | 336 | 38900 | DanceDanceRevolution solo 2000 OST | 17 | 12.6.28 | |||
| 4 | 414 | 26920 | Leaf Vocal Collection Vol.1 | 27 | 12.1.28 | |||
| 5 | 452 | 22980 | DQ7 OST | 19 | 12.9.6 | 1 | 3670790 | 0.6% |
| 6 | 569 | 13800 | beatmania 5th MIX OST | 57 | 12.3.29 | 79 | 138150 | 10.0% |
| 7 | 582 | 13040 | ときめきメモリアル2 ボーカルトラックス2 | 23 | 12.5.10 | 42 | 265680 | 4.9% |
| 8 | 737 | 7290 | まじかるアンティーク OST | 47 | 12.6.21 | *182 | 53030 | 13.7% |
| 9 | 754 | 6810 | pop'n music 4 arcade originals | 52 | 12.6.21 | |||
| 10 | 767 | 6330 | beatmania 2DX 3rd style OST | 40 | 12.10.25 | |||
| 11 | 772 | 6310 | ときめきメモリアル2 ボーカルトラックス | 52 | 11.12.23 | 42 | 265680 | 2.4% |
| 12 | 855 | 4400 | サクラ大戦 新歌謡全集2 | 63 | 12.7.5 | |||
| 13 | 862 | 4260 | beatmania BEST SoundTrack | 65 | 12.8.23 | |||
| 14 | 864 | 4240 | To Heart Piece of Heart | 66 | 12.8.23 | |||
| 15 | 866 | 4210 | クロノクロスOST | 72 | 11.12.18 | 34 | 318260 | 1.3% |
| 16 | 872 | 4070 | beatmania maniac tracks from 2DX 2nd | 59 | 12.3.16 | |||
| 17 | 912 | 3530 | pop'n music Vocal BEST | 78 | 12.4.5 | |||
| 18 | 920 | 3450 | pop'n music 3 VS pop'n stage | 77 | 12.3.3 | |||
| 19 | 939 | 3240 | KeybordMania OST | 74 | 12.3.16 | |||
| 20 | 944 | 3210 | リッジレーサー5 OST | 76 | 12.3.8 | 12 | 549700 | 0.6% |
| 21 | 951 | 3140 | FF8 アレンジ | 77 | 11.11.20 | |||
| 22 | 951 | 3140 | ドラマCD ときめきメモリアル2 Vol.1 | 81 | 12.10.25 | |||
| 23 | 956 | 3090 | ときめきメモリアル2 OST vol.1 | 82 | 11.12.3 | 42 | 265680 | 1.2% |
| 24 | 968 | 2990 | beatmania 3 new songs collection | 79 | 12.6.16 | |||
| 25 | 976 | 2940 | ときめきメモリアル2 OST vol.2 | 85 | 11.12.3 | 42 | 265680 | 1.1% |
99年は22枚ランクインしトータルでおよそ100万枚だったのに対し、2000年は25枚でトータルおよそ50万枚。
約半分にも減ってしまいました。
一見すると、相変わらずコナミ音ゲーが隆盛を誇っているように見えますが1位、3位のどちらも99年と比べると半分以下の売上に落ち込んでいます。
Wikiによるとbeatmaniaは97年に始まりDDRは98年に始まったそうです。
98年のチャートを調べていないのでなんとも言えないのですが、おそらく99年は時期的に見てコナミ音ゲーの最盛期だったのではないかというのが私の見解です。
コナミ音ゲーのみで算出してみると、
99年計 693610枚
00年計 293950枚
それ以外のCD
99年計 315650枚
00年計 206430枚
という結果になります。
コナミ音ゲーがトータルで約40万枚売上を落としていて、それ以外のCDは11万枚。
さらに、2年とも2位のFFが8から9になって15万枚売上を落としていることを見ると、むしろそれ以外のCDは頑張ったんじゃないでしょうか。
既に2006年の調査結果は前のエントリで報告した通りですが、この時点で音ゲー凋落の兆候は既に出ていたと言ってもいいでしょう。
とは言え、25枚中前年と変わらない11枚ものCDがランクインしているわけですし、この時点ではまだまだ音ゲー人気健在といったところですね。
ただ、少し補足しておくと99年に比べゲーム売上に数字の入っていない音ゲーが多いです。
つまり家庭用に移植される前にCDが出てこれだけランクインしているということです。
OSTだけでなくアレンジCDも多いのですが、ゲーセンだけの効果でこれだけ売れているのですから、これはもう立派なブランドですね。
次に、2位の「FF9 OST」ですが先ほども述べたように15万枚も売上を落としています。
まずゲーム自体が8に比べると不評だったんでしょうかね、80万本も売上を落としています。
それでもCD/ゲーム比にして3%以上も落ちているのはちょっと解せないんですよね。
一点だけ8と9の差を挙げるとすれば、限定版の違いかも。
あとテーマソングの人気の差もあったのかも。
私個人はBGMは8も9も割と好きだしテーマソングは9のが好きなんですけどね。
さて、4位以下に話は移りますがこの年は音ゲー以外のムーブメントが発生していた模様です。
表を見てお気づきの方もいることでしょうが、ギャルゲーブームです。
25枚中実に9枚のCDがランクインしています。
ToHeart、サクラ大戦のCDがランクインしているのは99年も同様ですが(1年以上売れ続けるって、これはこれで凄いことですが)この年はギャルゲー界のキラーソフト、ときメモ2がリリースされたためランキングがエライことになっていますw
ときメモ2という一本のタイトルで5枚のCDがランクインという快挙。
一番売れた7位のボーカルトラックス2もCD/ゲーム比は4番目に高い4.9%という立派な数字。
CD/ゲーム比に話が及んだところで注目したいのが8位の「まじかるアンティーク」
これって家庭用に移植されてないのでどうしても気になって結局PC-NEWSからの売上を入れてみました。
(これに伴い、2006年のランキングにもFate ataraxiaのゲーム売上をPC−NEWSから引用し埋めておきました)
すると脅威の13.7%。
当時のオリコン調査対象店はこのテのサントラが積極的に売れる、もしくは置いてある店って今と比べると圧倒的に少なかったんじゃないかと思うんですがそれでこの数字はなお凄い。
分母となるゲーム自体の売上が大したこと無かったんだろ、と言えばそれまでですがそれだとサントラが売れた説明がつかないんですよね。
確かに当時は、普通のCDショップのゲームサントラのコーナーに割と高い確率でこのサントラが並んでいたのを見て不思議に思うと同時にちょっと引いた記憶があるのも事実なんですが。
(エロゲーサントラだぞ?わかってんのか?という意味での引きw
このへんはギャルゲーというよりアクアプラスの謎といったほうが正しいかもですね。
ネットで探せば既に答えを出している人もいるかもしれませんね。
音ゲーでもギャルゲーでもない残りのCDとしては、5位にこの年一番ゲームが売れたDQ7サントラ。
15位にクロノクロスサントラ。
20位にリッジレーサーサントラ。
21位に昨年もランクインしたFF8アレンジCDが今年もランクイン。
うーん、FFに比べるとDQサントラってそんなに売れないんですねえ。
CD/ゲーム比は1%未満ですしねえ。
クロノクロスは1.3%とまずまず。
リッジ5はPS2タイトル初のランクイン。
私にはゲーム自体が54万本も売れたことが信じられないw
2000年の総括になりますが、音ゲーとときメモでこの年のゲーム音楽はまさにコナミ一色ですね。
やや陰りを見せ始めた音ゲーブームと対照的に、独特の人気で売れ続けるギャルゲーCD。
両者の違いは果たしてゲーム自体の人気の差によるものだけなのかどうか?
さすがにそこまではわかりませんが、一つわかっていることはギャルゲーは一本のキラータイトルで、音ゲーは音ゲー全体で盛り上げているように見て取れるということです。
99年はToHeart、2000年はときメモ2がそれぞれ台頭しているのに対し、音ゲーはBM、DDR、ポップン、99年にはGFDM、2000年にはキーマニと実に様々な音ゲーがランクインしています。
ゲーム売上が確認できないため憶測になりますが、ゲーム自体の人気や出来不出来に関わらず音楽CDで一定の売上を出せるだけの価値をユーザーが見出すほどにコナミ音ゲーブランドというものをたった2年かそこらで確立したことが凄いとしか言いようがないです。
ただ、未来を知っているだけに不可解でもあります。
何故これほどまでの隆盛を誇った一大勢力がたった6年であそこまで衰退したのか?
結局はゲームに依存した人気だったためか?
短期間で築いたブランドは崩れるのも早かったのか?
その点ギャルゲーはその年にスターが現れれば爆発力に限界はあるものの手堅く売れる。
興味深いのはコナミ一社がこの両者を見事成立させていた点です。
この対比は資料が手に入り次第また分析していきたいと思います。
次のランキングはまた何年か飛ぶかも…。
できれば01年と順番にやっていきたいところではあるんですが。

