前提
「オリコン年鑑1998」の1997年12月1日号〜1998年11月30日号の間にアルバムTOP100以内に登場した全CDをランキングした「98年度 ALBUM TOP100 登場作品一覧」から引用。
その中からゲームに関連するCDのみを(サントラもドラマも関係なく)ピックアップ。
「ゲーム順位」と「ゲーム売上」の列は『マルガの湖畔さん』のランキングにおける順位と売上を結合。
さらにCDとゲームの売上比率を「CD/ゲーム比」としてパーセンテージで表示。
売上の単位は1本。
(タイトル等は思いっきり省略してたりします。OST=オリジナルサウンドトラックだと思って下さいw)
最後に、これは完全に私個人の手作業によって作られたランキングですので見落としやタイプミスによる数字の誤差などが有り得ます。
何か間違いに気付いた方のご指摘、注意等歓迎致します。
「オリコン年鑑1998」の1997年12月1日号〜1998年11月30日号の間にアルバムTOP100以内に登場した全CDをランキングした「98年度 ALBUM TOP100 登場作品一覧」から引用。
その中からゲームに関連するCDのみを(サントラもドラマも関係なく)ピックアップ。
「ゲーム順位」と「ゲーム売上」の列は『マルガの湖畔さん』のランキングにおける順位と売上を結合。
さらにCDとゲームの売上比率を「CD/ゲーム比」としてパーセンテージで表示。
売上の単位は1本。
(タイトル等は思いっきり省略してたりします。OST=オリジナルサウンドトラックだと思って下さいw)
最後に、これは完全に私個人の手作業によって作られたランキングですので見落としやタイプミスによる数字の誤差などが有り得ます。
何か間違いに気付いた方のご指摘、注意等歓迎致します。
98年度 ALBUM TOP100 登場作品一覧
| No. | 順位 | 売上 | タイトル | 最高順位 | 発売日 | ゲーム順位 | ゲーム売上 | CD/ゲーム比 |
| 1 | 244 | 66920 | サクラ大戦2 歌謡全集 | 10 | 10.4.29 | 490000 | 13.7% | |
| 2 | 407 | 29340 | ゲームボーイ『ポケモン』のサウンドがまるごと入って、遊べるCD | 56 | 9.11.1 | 3662000 | 0.8% | |
| 3 | 564 | 14140 | ゼノギアス OST | 55 | 10.3.1 | 870000 | 1.6% | |
| 4 | 624 | 11280 | スーパーロボット大戦 VOCAL COLLECTION 2 | 44 | 10.7.17 | |||
| 5 | 645 | 10780 | サクラ大戦2 蒸気蓄音館 | 46 | 10.7.17 | 490000 | 2.2% | |
| 6 | 678 | 9890 | THE KING OF FIGHTERS'98 OST | 41 | 10.8.19 | |||
| 7 | 752 | 7020 | バイオハザード2 OST | 76 | 10.1.29 | 2123000 | 0.3% | |
| 8 | 761 | 6410 | ときめきメモリアル虹色の青春 forever vol.1 | 41 | 10.1.21 | |||
| 9 | 812 | 4810 | スーパーロボット大戦F完結編 ヴォーカル&アレンジコレクション GOLD | 59 | 10.6.17 | 490000 | 1.0% | |
| 10 | 816 | 4760 | 月刊ときめきメモリアル No.17 | 60 | 9.12.3 | |||
| 11 | 821 | 4690 | ときめきメモリアル虹色の青春 forever vol.4 | 60 | 10.4.24 | |||
| 12 | 832 | 4500 | 月刊ときめきメモリアル No.18 | 98 | 10.1.1 | |||
| 13 | 844 | 4380 | ときめきメモリアル虹色の青春 forever vol.3 | 76 | 10.3.27 | |||
| 14 | 875 | 4050 | ときめきメモリアル虹色の青春 forever vol.5 | 72 | 10.5.22 | |||
| 15 | 877 | 4040 | 悠久幻想曲THE BEST〜Selected by Characters〜 | 84 | 10.10.21 | |||
| 16 | 894 | 3880 | ときめきメモリアル 彩のラブソング with you vol.2 | 83 | 10.8.7 | |||
| 17 | 895 | 3860 | ときめきメモリアル虹色の青春 forever vol.2 | 78 | 10.2.21 | |||
| 18 | 899 | 3830 | サクラ大戦2 ドラマCD 喜劇・リア王 | 83 | 10.10.10 | 490000 | 0.8% | |
| 19 | 961 | 3320 | サクラ大戦 帝国歌劇団 花組 春公演 シンデレラ | 93 | 9.12.3 | |||
| 20 | 973 | 3260 | スーパーロボット大戦F完結編 ヴォーカル&アレンジコレクション SILVER | 86 | 10.5.20 | 490000 | 0.7% | |
| 21 | 979 | 3240 | アンジェリーク外伝2 緋の輪郭 vol.4 | 95 | 10.7.1 | |||
| 22 | 980 | 3220 | サクラ大戦2 ドラマCD 少年レッド | 94 | 10.8.10 | 490000 | 0.7% | |
| 23 | 986 | 3170 | グランツーリスモ OST | 89 | 10.5.21 | 1333000 | 0.2% |
こちらのエントリで予告したとおり、FF7がランクインしている97年のランキングは作成してありますが、98年から順番に遡っていきましょう。
その前におさらいです。
99年は音ゲーブーム到来の年でした。
私が過去に作成したランキング史上No.1の累計売上枚数を誇る「DDR 2nd OST」が50万枚という圧倒的な数字を残しました。
他にもbeatmaniaシリーズは軒並み1万枚越えだったり、FF史上最もサントラが売れた「FF8 OST」が発売された年でもあり、まさにこの年はゲーム音楽バブルの年でした。
98年はそんなバブル直前の年ということですね。
では上から順に見ていきましょう。
1位に「サクラ大戦2 歌謡全集」がランクイン。
ちなみに6万枚というのは私が作成した過去のランキング上、同シリーズ内で一番の枚数です。
2007年ランキングのエントリで書いた「ボーカル曲への依存の高さ」ゆえの6万枚という立派な数字ということですね。
2001年にランクインしているサクラ大戦3の2枚のCDの売上を合計しても「サクラ大戦2 歌謡全集」のほうが僅かに上です。
実質これがサクラ大戦の(ゲーム音楽としての)最盛期ですね。
1の売上が上回ってたら撤回しますw
2位にポケモンサントラが2万9千枚でランクイン。
このCDは当時そこらの小売店でもよく見かけたし、ゲームは知ってのとおりバカ売れしたし納得の売上ですね。
ですが、以前から携帯ゲームのサントラが全然売れない事実を何度も指摘しましたがそのことを踏まえれば、この数字はむしろ奇跡かも?
06年のランキングでFF3DSがたったの1万7千枚ですからね。
過去のランキング上、携帯ゲームのサントラ一番の売上枚数です。
ただ、残念なことに以降のシリーズのランクインが確認されていないところを見るにブランド化には至らなかったようですね。
ゲーム自体はその後も変わらず売れまくってるんですがね。
3位にゼノギアスOSTが1万4千枚でランクイン。
この年のスクウェアサントラはこれ1枚きりです。
過去のランキングで、ゼノサーガが同じく1万4千枚(2002年)で、クロノクロスがたったの4千枚(2000年)であることを確認しています。
同じ光田康典サウンドでクロスだけ異様に売上少ないのは個人的になんだか納得いきませんw
いや、ゼノサーガは聴いてないんでわかりませんがゼノギアスと比べてそんなに悪いと思わないし。
ゲームの売上に多少の差はついていますが、サントラが3倍以上も差がつくほどの開きだとは思えませんし。
ゲームで比べたらむしろクロスのほうが私は好きだったなあ…。
4位、9位、20位にスパロボ関連CDがランクイン。
清々しいほど見事に「サウンドトラック」が無視されボーカルコレクションオンリーのランクインですね。
ボーカル>>>>>>>インスト の大前提は何もギャルゲーだけに適用されるわけではないというのは、これまでのランキング作成でわかっていましたが、スパロボシリーズもギャルゲーに負けず劣らずその傾向が顕著ですね。
しかし、以降のランキングでこのテのボーカルコレクションのランクインは確認されていませんが何故でしょう?
製作してないんでしょうか?
3年くらいあれば収録曲のストックくらい貯まりそうなんですが。
まさか私が見逃してるだけ…?
6位にKOF98OSTがランクイン。
ここだけの話、KOFシリーズのサントラって、オリジナル音源で収録されているOSTは実はそんなに好きではなくて(あのやたら目立つノイズがどうにも…)、この頃には必ず一緒にリリースされていたアレンジ盤のほうが圧倒的に好きなんですが、そっちのランクインは確認されませんでした。
7位にバイハザード2OSTがランクイン。
ゲームをやったことある方ならご存知のことと思いますが、映画系、雰囲気系の曲が多数でゲーム音楽特有のメロディー性を重視した曲はほとんど無いんですが、それで7千枚というのは結構な数字だと思います。
ゲーム音楽の百戦錬磨ならともかく、昨日今日初めてゲームサントラ聴いてみたって人からしたら、むしろこっちのほうが馴染みやすいのかもしれませんが。
個人的には「コードベロニカ」のOSTのほうが好きです。
残りはときメモ系やサクラ大戦のドラマCDやらギャルゲーCDが多数を占めています。
総括もさらっといきましょう。
といっても、「ギャルゲー系が強かった」くらいしか特筆すべきこともないかなあといった感じです。
コナミ音ゲーの生まれる前で、スクウェアもFFのリリースが丁度ない時期。
むしろギャルゲーの奮闘が無ければもっと悲惨なランキングになっていた可能性もあるわけですね。
個人的に気になる点を挙げるなら先にも触れたスパロボCDでしょうか。
サウンドトラックのランクインは99〜07年の間にもちょこちょこ確認されているのですが、この年だけで3本もランクインするほどの力を持つボーカルコレクションはその後サッパリです。
製作側としては、「これは売れる。これはおいしい」と思った商法は、一度発見したら枯れるまで絞り尽くすのがこの業界の常だと思ってるんですが…。
ちょこっと調べてみた限りでは、このテのCDを製作していないわけではないみたいなんですけどね。
単純に収録された曲の人気の違いなのかな?
ポケモンも同じことが言えますね。
金銀はサントラがないらしいですがダイヤモンド・パールもファイアレッドもサントラのランクインが確認されていません。
「遊べるCD」というのが何がどう遊べるのかわかりませんが「ただのサントラ」は、ポケモンのターゲットとなる子供にはちょっと手が伸びづらいものなのかもしれません。
ゲーム音楽好きとゲームのメインターゲットとの年齢層のズレが原因なら、比較的子供を対象としたゲームを多く作ってきた任天堂(最近はそんなこともないけど)がゲームサントラの製作に消極的なことの説明になりそうな気もします。
ゲーム音楽CDを一発当てたからといって、簡単にファンを定着させてブランド化できるかというとそうではなく、もう一押しプラスアルファで「何か」が必要になるということなんでしょうね。

